チョコレートと血糖値:バレンタインの甘くて苦い現実

バレンタインが近づいて、街のあちこちで特別な包装のチョコレートが
売られているのを見ると、つい欲しくなってしまいます。
そんな中で、少し厳しい現実と向き合う機会がありました。

リアルタイムの血糖値(正確にはグルコース値という、血糖値と連動する数値)を
二の腕に装着したパッチにスマホをかざすだけで測定できる
「フリースタイルリブレ®︎」を試す機会があったのです。
昔から糖質を多く含む食べ物が大好きで、学生時代から
「タバコやアルコールのリスクからは離れていられるけれど、
糖質のリスクから逃れるのは難しそう」と感じていました。

予想はしていたものの、実際に糖質を過剰に摂ると血糖値が急上昇する
というショックな結果を目にして、がっかりしました。
しかし、見ないふりをしていても血糖値は上がっているわけで、
勇気を出して今見たことで対策を考えられたのかもしれません。

食べ過ぎないことはもちろん大事ですが、新しく実感したのは
「食後にしっかり歩くと血糖値が上がりにくい」ということです。
以前から食後の運動に血糖値上昇を抑える効果があることは知っていましたが、
そういうわけで、最近は糖質高めの食事をしたいときは、食後に移動する用事があるなど
運動のチャンスがあるタイミングを極力選ぶようにしています。

年始のフレッシュな気持ちが薄らぎ、だれてしまうこともある時期です。
健康の専門家として働いていても、自己管理が完璧にできているわけではありません。
「だめだ〜」と思う日があっても、小さなことからまた始められたら良いですね。