公衆衛生学講座における産業医現場実習を担当いたしました

このたび、東京大学医学部5年生の公衆衛生学実習の一環として、産業医活動の現場実習をヘルスデザイン株式会社として担当させていただきました。普段から産業医として担当させてもらっている複数の企業様にご協力をいただき、実際の職場に訪問して、産業医業務の具体的な内容や現場での取り組みを学習する機会を設けることができました。

実習では、産業医の基本的な役割や法的な位置づけ、職場巡視、労働者の健康管理の方法・健康診断結果の確認、健康相談の実際などについて説明を行いました。また、特に中小企業においては、専任の健康管理部門を持たないことも多く、嘱託産業医が企業の健康管理を支えるキーパーソンの一人となります。中小企業には多くの労働者が従事しており、その一人ひとりの健康を守ることは、社会全体の健康と安全を支える大きな使命であることを学生の皆さんに伝えました。

学生の皆さんにとっては、将来の進路を決める上で、産業医はまだ選択肢にならないかもしれませんが、今回の実習を通じて、産業医や保健師が、「企業や労働者の健康を守る使命を担っていること」を少しでも感じていただけたら幸いに思います。

医学教育の中で産業医学の重要性を伝える機会をいただくことができたことと、ご協力いただきました企業の皆様に心より御礼申し上げます。