第97回日本産業衛生学会に参加発表しました

2024年5月22日(水)から5月25日(土)にかけて開催された第97回日本産業衛生学会に参加しました。
会場となった広島国際会議場は広島平和記念公園内にあり、広島市が世界に向けて平和を発信する重要な施設の一つとして知られています。
広島市のシンボルとも言えるこの会場での学会参加は、学びの場にとどまらず、平和への思いを新たにする貴重な体験でもありました。

今年は参加者数が多く、人気のシンポジウムでは立ち見になっているほど大盛況でした。
メンバーそれぞれが日常の業務から離れ、産業保健の知識や最新の知見のアップデートを行うことができ大変有意義な4日間となりました。また、今年は3名のメンバーが発表を行うことができました。
・坂本 宣明  [OL46-1]健康診断後の二次検査に要する費用と企業が費用負担する効果
・富澤 亜樹  [OD28-5]労働者の利き手と労働災害との関連
・安達 雅楽子 [OD9-5]保健師による複数の中小企業に対する食生活改善の取り組み

広島での学会では、災害産業保健に関して災害対応時の産業保健職の支援のあり方や、自律的化学物質管理、就労女性の健康管理、AIの活用、メンタルヘルスの最新の知見など、多岐にわたって最新知識を得ることができました。
これらを日頃の産業保健活動に活かしてまいります。
引き続き、日々の業務において今回得た知見を活かし産業保健活動に取り組みたいと思います。